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人工知能(AI)を仕事で活用しないと生き残れない時代に突入

人工知能(AI)を仕事で活用しないと生き残れない

2019年11月14日にアクセンチュア株式会社が発表したAIの仕事での活用に関する調査では衝撃の結果でした。

  • 日本企業の80%がAIを活用しなければ成長目標が達成できないと回答。
  • 日本企業の77%がAIの活用の規模を拡大しなければ、5年以内に倒産するリスクがあると回答。
  • 日本企業の74%がAIをビジネス全体に拡大することに苦労していると回答。

※調査対象は世界12カ国(日本を含む)、16の業界の企業規模が収益10億ドル/年の経営幹部1500人が対象となっている。

AIの導入は必要だと認識しているが、導入がうまく行っていない企業が大きことが明確となりました。

AIが導入できなければ企業は倒産する時代に突入しているようだ。

人工知能(AI)の導入に成功している企業とは

多くの企業がAIのビジネスでの活用に尽力していますが、導入状況には差がついています。

  • 試験的な導入段階の企業:80~85%
  • 戦略的な導入可能な企業:15~20%

AIの導入がうまく行っている企業は全体の20%以下だ。

 

数少ないAIの導入に成功している企業には次の共通点があるそうた。

  • 強固なデータ基盤
  • 複数の専任AIチームの存在
  • 経営幹部による戦略的かつ本格的なAI導入に対するコミットメント

経営のトップが戦略的にAIの導入のために動いている企業が成功しているようだ。

試験導入の段階で多くの試験を実施し、本格導入の段階ではスムーズに導入できている。

AIに限らずシステムの導入は、導入の目的や必要な機能を明確にすることが必要となる。

システムの開発者と利用者の間で認識の差をできる限り少なくすることがスムーズな導入を成功させるカギとなる。

社内の専任チームを持つことは、社内の利用者から様々な意見を吸い上げるのに重要な役割を果たす。

また、AIの活用に使うデータが適切な形で管理され利用できる状態になっている必要がある。

断片的で不整合が多いデータでは利用しにくい。会社全体でデータを適切に管理することがAI活用の第一歩となる。

人工知能(AI)の導入の効果

AIの戦略的な導入ができている企業は、試験的な導入段階の企業に比べてAI投資の費用対効果は約3倍となっている。

また、AIの導入に成功した企業はそれ以外の企業に比べて3つの主要な財務評価指標(企業価値/収益率,  価格/収益率,  価格/売上比率)が良いという結果も得られています。

※1企業価値 =株式時価総額(株価×自己株式を除く発行済株式数)+ネット・デット(純有利子負債)

まとめ

今回はAIの導入に関する調査結果を紹介しました。

調査対象は年間で10億米ドル以上の収益がある大企業が対象でした。

大企業はお金や人材などの経営資源は豊富ですが、決定に時間がかかりスピードは遅くなりがちです。

少なくとも、スピードは個人や中小企業の方に利があります。

技術の進化は日々加速していますので、乗り遅れないようにすることが大切です。